「人生100年時代」に向けた老後資金の設計(3)

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【第3回】年金生活30年で、必要な貯蓄額は3,000万円以上!?

前回はこちら

寿命が延び「長生きするようになった分、たくさんお金を準備する」ではなく、「長生きするようになったからお金の準備のやり方を変える」とはいったいどんな方法がよいのでしょうか。

まずは、一般的な老後設計モデルで考えてみたいと思いますが、「長生きするようになった分、たくさんお金を準備する」のであれば、老後資金としていくら必要になるのでしょうか。

▼一般的な老後設計モデル

老後にいくら必要か?については、金融機関や保険会社、ファイナンシャルプランナーが様々なケースで試算していますが、一例として、三井住友信託銀行さんの2018年の試算によると、夫婦ともに健康な世帯でおおよそ2,200万円になるそうです。(生存年数30年の場合)

ちなみに、この金額は現行の年金制度を前提とした試算結果だそうで、公的年金の見直しによって年金給付額が引き下げられれば、準備すべき老後の生活資金は3,000万円まで増加するとのこと。(所得代替率62.7%→50%に引き下げの場合)

つまり、生存年数30年として、我々は定年時点までに、現行の公的年金制度下では、2,200万円、年金給付額引き下げが実施された場合は3,000万程度を準備する必要がある、ということになります。

お勤め先に退職金制度があるかないかにもよりますが、もし退職金制度がない場合、22歳の新卒からまじめに貯蓄したとしても(利息等は考えずに)毎月6.5万円を積立しないと3,000万円には届かない計算になります。

少しでも増やすために「投資」をすればよいか、というと必ずしもそうではないようです。

次回は、「40代以下の老後資産形成に赤信号?」です。

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【退職金・企業年金コンサルティングサービス担当】 新規制度構築だけでなく,企業年金制度を使った退職金制度の見直し支援をしています。長年DC投資教育に携わり,気付けば200社以上の講師実績を持っていました。退職金や企業年金に関するお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

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