テレワーク体験レポート 〜 社員 Yの場合 〜

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昨今のコロナ騒動もあり、我が社でもテレワークを実施しました。
2回に分けての実施でしたが、これまで想定していたことの他、
実際にやってみて感じたことは以下のとおりでした。

☆テレワークをやって気づいたこと

①通勤時間が浮く、通勤が無い分身支度の時間が浮く

テレワークした方の誰しもが言われていることですがこの点はやはり大きいです。

わたしは通勤時間が片道1時間程度かかるので
毎日往復2時間分がまるっと浮くと他のいろんなことに有効活用できます。

また、自宅作業となると、身支度が必要最低限で済みますし、
普段お昼は弁当派の我が家では、朝のお弁当をつくる時間も短縮できるため、
通勤時間が浮くのと合わせて朝の時間にとても余裕が生まれます。

生まれた余裕時間で、朝軽い運動をしてみたり、瞑想してみたりと、
普段なかなかやれないことを試してみると仕事に臨む気持ちもまた違って良かったです。

②1人で集中できるので作業が捗る

オフィスで業務をしていると、立場的なものもありますが、
あれこれ質問や相談されることが多いので、自宅で一人で仕事をしていると、
作業や思考を中断されることがなく普段よりも捗りました。

業務の種類にもよるとは思いますが、一人でもくもくと進めるようなものは、
如実に生産性が高まるのが実感できます。

④余分なコミュニケーションが減った

テレワーク中の同僚とのやり取りは基本的にチャットで行っています。
職場で業務をしていると、同僚とのコミュニケーション内でどうしても
発生する世間話的な時間がありますが
チャットでのやり取りの場合、良い意味で余計なやり取りが生じない、
またメールのやり取り程、形式ばった内容にもならないため、
互いが必要なやり取りをするためにかかる時間が減りました。
かといって同僚との関係性が薄れたという感覚もなく実施してみて分かった感覚です。

⑤家族への共有の仕方は大切

これからが仕事の時間だからねと妻に伝えてはいるものの、
なんだかんだで自宅にいるということで家事を頼まれたり
話しかけられたりということがしばしばありました。
②の質問・相談される時間がなくなった反面、
予め家族に念には念をおしていかないと、ついつい話しかけられてしまう
ということになるので事前の摺り合わせはある意味
丁寧にしておく必要があるかなと感じました。

⑥集中力が切れたときの気分転換が容易

オフィスで業務をしているとき、集中力が切れたなぁというときの切り替えは、
休憩室に移動してリフレッシュしたりということがありますが、
自宅の場合、オフィスではちょっと恥ずかしいかなと思うようなちょっとした体操や
ストレッチが抵抗なくこまめにできるので、結果として集中して業務している時間が
長くなっているのが実感できます。

⑦相談頻度の多い業務は事前の取り決めが必要

新規プロジェクトのような、あれこれ相談しながら、
ディスカッションを繰り返しながらすすめるような業務の場合、
ある程度事前に相談のタイミングを取り決めておかないと
一人で悶々と考える時間が増えてしまうことがあるので、
この時間帯はいつでも連絡OKというような時間帯を共有しておくことで、
そういったロス時間をなくせると感じました。

⑧労働時間の管理から成果に対する管理への移行が望ましい

これも業務内容による面もあるとは感じますが、個々人の就業状況が見えにくくなる分、
(とはいえ普段の業務もそこまで見ていないでしょうという面も含め)
通常この時間就業していれば、個々人の能力からしたら、
このくらいの成果を出せるでしょうという点をベースに就業管理する形態への
移行が求められると感じました。

この点はネガティブな意味合いではなく、会社として期待する成果と、
自身が堪えられる成果を明確化するという意味で良い転換点になるのではと考えます。

良くも悪くも日本的な言わなくてもわかるでしょうといった雰囲気で
業務をすすめることによる会社側と社員側の齟齬を埋める機会になると感じました。

以上とめどもなく書き連ねましたが、今回のテレワークの取り組みは
会社として生産性を高めるため、個人としての有効的な時間活用のため
良い機会になったと感じる次第です。

この度は貴重なお時間、稚拙な記事をお読みいただきありがとうございました。

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高山 悠
コンサルタント株式会社ネクストプレナーズ
福利厚生制度コンサルタント ネクストプレナーズ社が福利厚生制度関連事業当初から参画。 サービス導入に携わること数百社、見てきた人事給与データは延べ数十万人。 お陰様で様々なケースにおいて経験を得る機会に恵まれております。 業界問わず制度系全般ご相談いただければ幸いです。
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