初任給を引き上げたら既存社員と逆転した|賃金の逆転・圧縮が起きる仕組みと5つの対処法
初任給を引き上げると、入社数年目の社員の基本給を追い越したり、ほぼ同額になったりする「賃金の逆転・圧縮」が起こりやすくなります。本記事では、厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査で初任給水準の動きを確認したうえで、逆転・圧縮が起きる仕組み、現状の把握方法、対処の選択肢、総額人件費の試算、就業規則の改定と従業員への説明の進め方を、中小企業の人事担当者向けに解説します。
人事制度全般についての専門コラム記事です。人事制度についてのヒントが掲載されています。
初任給を引き上げると、入社数年目の社員の基本給を追い越したり、ほぼ同額になったりする「賃金の逆転・圧縮」が起こりやすくなります。本記事では、厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査で初任給水準の動きを確認したうえで、逆転・圧縮が起きる仕組み、現状の把握方法、対処の選択肢、総額人件費の試算、就業規則の改定と従業員への説明の進め方を、中小企業の人事担当者向けに解説します。
賃上げを決めるとき、見ているのは基本給の増額分だけではないでしょうか。実際には、会社負担の社会保険料や雇用保険料、賞与、時間外手当、基本給連動型の退職金が連動して増え、総額人件費は基本給の増額分より大きくなります。本稿では、連動する4つの経路と、自社で総額人件費を試算する5ステップを、月給30万円の従業員を3%引き上げる試算例とあわせて解説します。
「社員の基本給を一人ひとり個別に決めていて、昇給の理由をうまく説明できない」という悩みは、賃金制度が整っていない中小企業で起こりがちです。その解決策となるのが、等級ごとに基本給の金額や幅を定めた賃金テーブル(賃金表)です。本記事では、等級と号俸の基本から、初めて賃金テーブルを作るための6つのステップ、最低賃金や不利益変更などの注意点までを、厚生労働省の最新統計とあわせて解説します。
評価制度を作ったのに、シートを回収するだけで終わっている。面談は形式的に済ませ、翌年も同じ様式を配る。多くの中小企業で起きているこの状態は、担当者の努力不足ではなく、制度設計の構造から生まれています。公的調査を読...
人事評価制度を作ろうとすると、多くの会社が評価シートの様式集めから始めます。しかしこれは順序が逆です。中小企業の労働分配率は8割近い水準にあり、評価結果を賃金に反映させる余地は大企業ほど大きくありません。原資の実態を...
「評価が曖昧だ」という声は、評価制度を運用していれば必ず耳に入ります。そこで数値目標を増やしてみたものの、営業以外の職種で数字がつくれず、結果として評価者の主観に戻ってしまう。人事評価の定量化は、この行き詰まりから始...
目まぐるしく経営環境が変化する中、企業が優秀な人材を確保し生産性を上げるために欠かせない「戦略人事」という考え方が注目を集めています。「戦略人事」とは、人事部門において、労務管理や給与計算などの管理業務のみならず、経営戦略に基づいた施策構築などを行いながら経営に積極的に参画するという考え方です。本記事では、「戦略人事」の概要に加えと、実現させるにはどのようなポイントに留意すればいいのかについて解説していきます。
これまでの人事評価制度では多くの場合半年~1年ほどの評価期間を設け、その期間中の従業員の仕事に対しフィードバックを行っていましたが、昨今ではビジネス環境の変化により柔軟に素早く対応するため、「リアルタイムフィードバック」という評価方法が注目を集めています。そこで、今回は「リアルタイムフィードバック」の概要、メリット、導入の際の注意点について解説します。
従業員のモチベーションをあげ、自社の業績向上に貢献してもらうための施策のひとつに「ストックオプション」があります。ストックオプションは、インセンティブとして利用されるものの中のひとつで、企業の業績に応じて役員や従業員の利益に繋がる仕組みの制度です。今回はストックオプションの概要と種類及びメリット・デメリットについて解説します。
決まった出退勤時間や拘束時間にとらわれない柔軟な働き方ができるなどのメリットから注目を集める裁量労働制ですが、正しく導入・運用しないと長時間労働の助長に繋がりかねないなどの懸念点もあります そこで、今回は裁量労働制の概要と種類、メリット・デメリットの他、導入の際の注意点となる、残業代が発生する例外パターンまで解説します。