平成31年度の協会けんぽの保険料率が発表されました。
全国平均は前年度と同様の10.02%。
変動がないので、ほぼすべての都道府県が据え置きかと思いきや、
前年度と比較してみると・・・
・上昇した都道府県:24
・下降した都道府県:16
・据置した都道府県:7
結構変動していますね。
もう少し詳しく見てみましょう。
・最大上昇率:長野県(0.28%)
・最大下降率:福井県(-0.29%)
・最大料率:佐賀県(10.75%)
・最小料率:新潟県(9.63%)
過去10年間の推移を見ると、
平成23年度から9年連続で佐賀県が全国で最大料率です。
最小料率となっているのは新潟県。平成27年度から5年連続です。
協会けんぽの保険財政については、医療費の伸びが賃金の伸びを上回る状況が
続いているため、今後の保険料率の見通しは楽観視できないと言われています。
まだまだ上昇するかもしれません。
厚生年金のように、18.3%で引き上げが終了し固定とはいかないようですね。
加入者の医療費に基づいて算出されている保険料率。
如何に医療費を抑え健康な毎日を過ごせるか。
当社では、社員に運動促進の一環としてある制度の導入を取入れようとしています。
そちらについての詳細は、また別の機会にご紹介していきたいと思います。
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赤坂 悦子
アナリスト : 株式会社ネクストプレナーズ
【バックオフィス担当】データ管理やシステム開発、総務全般ど幅広くバックオフィス系の業務を担当しています。
現在は業務・オフィス改善に注力しています。
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