2019年12月5日~7日に東京ビッグサイトで開催されました「エコプロ2019」。SDGs Weekも同時開催中の為、さながら『SDGs EXPO』といった印象でした。初日の来場者は52,000人以上。大混雑の中各ブースを見てきましたので、素晴らしい取り組みについて簡単にまとめてみます。皆様もwebでご確認いただいたり、来年度のご来場をご検討されてはいかがでしょうか?
【ゴミからタイルを作る/株式会社エクシィズ 西2ホール1F 2-029】
岐阜県多治見市で窯業を営むエクシィズ社は、本業の傍ら構想40年、研究30年を経て、ゴミからタイルを作る技術による製品化に成功しました(ecoRevo)。ゴミに含まれる成分によってその都度風合いが変わり、上の画像左は愛知県豊田氏のゴミから成型したそのままの色、右は多治見市の色とのこと。着色やコーティングにも成功し、学校や幼稚園などの納品事例ではゴミから作ったとは思えない仕上がりでした。
学校や幼稚園のタイルが地域のゴミで作られたというエピソードは一生心に残ることと思います。研究室の室長様は「SDGsのことを知って2019年から取り入れ、自分達ではまず12が該当し、その後話し合って9と11を追加しました。パンフレットにもロゴを入れて展示会に出展した結果、海外からもお声がかかりまして、小さな会社ですので有難い悲鳴です」と語っていただきました。これまでのご苦労がようやく報われて、SDGsの効果で海外にまでその素晴らしさが届くという、フォアキャストの好事例と言えます。ecoRevoが当たり前になる日が来るといいですね!
【デザインでエコを楽しく/株式会社ニュートラルコーポレーション 西1ホール1F 1-052】
イベントや物販の企画から開発まで一手に担うニュートラルコーポレーション社の出展内容は、リサイクル素材100%のエコバッグでした。米KEEP COOLと提携されており、現在の取り扱いはディズニーとコラボした下記のみ。今後、更に後ろに見えるような商品を展開する予定とのこと。
見させていただいたバッグはペットボトル100%で、断熱効果がある点も特徴。食品の買い物など日用使いができて、デザイン性もある点に注目です。SDGsの14に関する海洋ゴミ問題の解決をサポートできればとお話いただきました。
どちらの企業様もこれまでの自社の活動が自然とSDGsに結び付き、新しいお客様やコラボレーション、イノベーションの源泉となっていると感じました。その為にもまずは自社の取り組みを発信すること、そこにSDGsが加わればより広く、幅広い年代へ情報がわかりやすく届きます。SDGsについてちょっと知りたいなという方は、是非当社の勉強会にお越し頂き無料で学んでください。1月は夜開催でゲームもやります!
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