2019年12月5日~7日に東京ビッグサイトで開催されました「エコプロ2019」。SDGs Weekも同時開催中の為、さながら『SDGs EXPO』といった印象でした。初日の来場者は52,000人以上。大混雑の中各ブースを見てきましたので、素晴らしい取り組みについて簡単にまとめてみます。皆様もwebでご確認いただいたり、来年度のご来場をご検討されてはいかがでしょうか?
【取り組みの分かりやすさNO.1/山崎製パン株式会社 西3ホール4F 3-004】
皆さん、ご存知の山崎製パン社のブースは常に満員でこの写真が限界でした…。特に多かったのは、小学生~高校生の見学者。棚に商品をずらっと並べ、その上にはSDGsと紐づいた取り組みのパネルがかけられています。子供にもわかりやすい内容でした。
来場者はスタンプラリー形式でパネルを見ながら回答していき、最後には上記パンのみみから作ったラスクのお菓子が貰える為、子供たちは大騒ぎでした。
入口付近のジオラマには社会全体における自社の位置づけや取り組み、関りが書かれており、卸先の店舗名などこちらも子供にもわかりやすいセットでした。サプライチェーンへの意識の高さが伺えます。課長様、一般社員の方とお話させていただきましたが、どちらの方もCSRやSDGsについて自社の取り組みをしっかり説明してくださいました。伝える力、わかりやすさNO.1としてご紹介します。
【空港発、地面着のコンポスト/成田国際空港株式会社 西2ホール1F 2-019】
成田空港のブースは新千歳空港、羽田空港、エージーピー、国土交通省との合同ブースでこちらも大変な盛り上がりでした。来場者にはパスポートが配られ、アナウンスも空港のもの。特に注目だったのが、成田空港社のコンポストです。大規模な空港だからこそ大量に出てしまう生ごみを肥料に再利用していました。
今回も無料で配っていたほか、地域のイベントなどでも無料配布しているそうです。「空港のレストラン発 生ごみが 大地着陸 緑育てる」このキャッチフレーズも最高ですね。資源の再利用を地域に還元する仕組みが、企業と地域の繋がりを深めることになると思います。
自社の活動を伝える力、サプライチェーンや地域との関わりへの意識の高さが伝わるブースでした。山崎製パン社のように自社の取り組みについてSDGsを取り入れて発信することでとても整理されます。SDGs経営について詳しく知りたいなという方は、是非当社の勉強会にお越し頂き無料で学んでください。1月は夜開催でゲームもやります!
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